出張先での雑記帖



京都
Kyoto


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2016年 11月 5日(土) 京都(京都)

<世界文化遺産 天龍寺>


足利尊氏を開基とし、夢窓疎石を開山として開かれたのが天龍寺で、
その目的は後醍醐天皇の菩提を弔うため暦応2年(1339)に創建された。
造営に際して尊氏や光厳上皇が荘園を寄進したが、なお造営費用には足りず、
直義は夢窓と相談の上、元冦以来途絶えていた元との貿易を再開することとし、
その利益を造営費用に充てることを計画した。これが「天龍寺船」の始まりとされる。

<曹源池庭園>
左手に嵐山,正面に亀山・小倉山を借景した池泉回遊式庭園で、
優美な王朝文化と禅文化が巧みに溶け合った庭
国の特別景勝地指定第一号で最古の回遊式庭園





※見事な庭園でした!


天龍寺(庫裏)
明治32年(1899)の建立。
庫裏は七堂伽藍の一つで
台所兼寺務所の機能を持つ。



達磨図

天龍寺(曹源池庭園)
約700年前の夢窓国師
作庭当時の面影をとどめており、
わが国最初の史跡・特別名勝指定。


中央の曹源池を巡る池泉回遊式庭園

天龍寺(法堂)
元治元年(1864)の兵火にて焼失、
その後明治になり江戸後期建立の
雲居庵禅堂を移築、
禅宗七堂伽藍のひとつとした。



雲龍図(出典 www.rinnou.net)

天龍寺(龍の襖絵)
昭和32年に物外道人によって
描かれたもの。らしい。


天龍寺塔頭(弘源寺)
本堂は客殿形式で寛永年代の造営


枯山水庭園「虎嘯の庭」と
幕末に長州藩がつけた刀傷

天龍寺塔頭(宝厳院)
天龍寺開山夢窓国師より三世の法孫
にあたる聖仲永光禅師を開山に迎え創建



獅子吼の庭 :三尊石・苦海・獣石
室町時代の策彦周良禅師により作庭